vol.245
こんばんは!
地方から
全国売上NO.1販売員を生み出す接客法で
売上アップをサポート!
広島・ブリング トゥ ザ テーブルの
矢島 真紀です
先日、靴を見ていた時のこと。
普段用の靴も
仕事用の靴も
少し傷んできたので
何か良いのがあれば買おうかな~
と思って見ていました。
何となく見ていると
販売員さんが
「このマークがついているのは
雨の日も履ける靴なんですよ」と
声をかけてくれました。
そして
「ヒールの高さもいろいろありますので
ご覧くださいね。」
と言って、離れていかれて
少し距離のあるところで
待機をされていました。
店内のお客さんは
私一人。
一通り見て
強烈に目に留まるものは無かったので
私はお店を出ました。
このお声がけが
すごくいいなと思ったので
だからこそ
もったいないなと感じてしまいました。
「このマークがついているのは
雨の日も履ける靴なんですよ」と言われて
あなたがお客様なら
どう反応するでしょうか?
私は
雨の日用の靴を探していたわけでは
なかったのですが
「雨の日用・・・あると便利かも」と
一瞬思いました。
でも出てきた言葉は
「ふーん」でした。
このお声がけだけでは
まさに探してました!という人か
よっぽど愛想のいい人でない限り
多くのお客様は
「ふーん」という反応しかできません。
せっかくいいボールを投げているのに
1球投げて終わってしまっているんですよね。
投げておしまいより
せっかくなら
キャッチボールにしたいですよね(^^)
キャッチボールにするためには
もう一言必要なのです。
「このマークがついているのは
雨の日も履ける靴なんですよ。
今年は梅雨入りが遅かったので
まだまだ雨が多そうですよね」
と言われると
「そうですね」と答えやすく
ここから会話を広げていけそうですよね。
「このマークがついているのは
雨の日も履ける靴なんですよ。
最近、急な雨も多いので
あると便利ですよね。」
と言われると
「そうですね。
まだ持ってないのですが、便利そうですね」
と答えてくれるかもしれません。
情報を投げておしまいにするのではなく
お客様が簡単な言葉で返せるように
小さなキャッチボールを意識するだけでも
お買い上げに繋がるチャンスが
確実に高まります。
ご参考になると
嬉しいです(^^)